乳がん、私の場合は・・

両胸乳がん、片方は副乳がん
片方はHER2タイプホルモンマイナス ステージ1
自身の記録を兼ねて書いていきます。

A病院初診の日 その1

初診の日がやってきました。

大きい病院だなぁと、口を開けて上を見上げてしまいました。


診察開始時間になると、窓口の人達が立ち上がり、診療開始のご挨拶がありました。

デパートの開店のご挨拶みたいだな、と元デパート勤めの私は感動してしまいました。

受付をすると呼び出しのPHSを渡されました。これの指示通りに動いて下さいとの事。

なるほど・・

指示とおり、乳腺科の椅子で待ってると、◯番の扉に入って下さいとPHSに表示が・・

コンコン、失礼します。

そこには綺麗な女の先生がいました。

どうやらこの先生は紹介していただいた先生ではないみたい。


紹介状と検査結果に目を通して、触診です。

「こんな端にあるシコリをよく見つけましたね。マンモとエコーをこれからとって下さいね。看護師から説明があります」

これからの検査日程を決めてもらいました。


乳ガンは痛くないっていいますよね。

ピリピリするのは乳腺炎の可能性が多いみたいですが、私はピリピリというかチクチクしたのですよ。

脇の近くで神経が集中してる場所だったからかな?とも思ってますが、この左の乳ガンがピリピリしてくれなければ、右の乳ガンには気づかなかったので、ありがとうというばかりです。

ピリピリしてても、乳腺炎だからと放っておかず、とりあえず病院に行ってみて下さい。

紹介状の検査結果の内容

封はしてあったのですが、やっぱり気になりますよね。

そっと開けて見てみました。


簡単に書くと、

右、10mm×8mm×9mm

9mm×7mm×10mm

左、9mm×9mm×11mm


右a3様、左a3様or a1様

ルミナールタイプ

右、ICLをもつものもあります



ちなみにa3は硬ガン、a1は乳頭腺ガンです。

ICLは小葉ガン?

まあ、詳しくは針検診、いやいや術後の病理結果までわからないんですけどね。


麻酔のない細胞診だと、上手く腫瘍が取れないお医者さんも結構いるらしい。

細胞診でここまで、分かってしまうなんて、やっぱりいい先生だったんだ。


両胸乳がんって人、たまにいるとの事。

どちらかのガンが転移して、というわけではなく、たまたま同時に出来た、というだけで、両方とも今の段階では、ステージ1だから、治る確率は高いと言われてます。

このまま、結果が変わらない事を願います。

乳がん発覚まで その2

長い2週間が経ちました。

一般の診察時間が終わってから来て下さいとの事だったので、夕方、旦那さんとクリニックに向かいました。


「残念ながら、がんの判定が出てしまいました。

今後の治療は こんな感じですすめていきます」

説明していただいた内容は私が2週間勉強した通りでした。

「ここでは手術は出来ないので、手術ができる病気を紹介しますね」

近所の病院やちょっと離れてる大学病院の名前をあげてもらいました。

勉強熱心な私はこの先生が乳がんの手術では有名なA病院の非常勤医師だったという事を知っていたので、迷う事なく、A病院にお願いしました。

右の検査結果が出る次の日にA病院の予約をしてもらいました。

普通に予約をしたら、1か月以上は待たなければいけない病院です。

「私がずっと一緒にやってる先生を紹介しますね。この先生なら信頼できるし大丈夫ですから」と。

紹介状と検査結果を渡されて、先生と看護師さん達に送り出されたのでした。

ほんとに偶然ですが、ファーストタッチがいい病院でほんとに良かった。