乳がん、私の場合は・・

両胸乳がん、片方は副乳がん
片方はHER2タイプホルモンマイナス ステージ1
自身の記録を兼ねて書いていきます。

バコラ生検

本日はバコラの日。


検査の前に診察がありました。

先日の綺麗な先生です。

「MRIの所見では、リンパに移転はないようです。右側の2つのシコリはやはりつながってるようなので、全摘がいいと思います。左は部分切除で大丈夫かな」

右側の全摘については、最初のクリニックの先生にも言われていたので、そっかという感じです。

紹介状にはICLを持つものもある。と記載されてたし、むしろ、小葉ガンだったら、両方全摘で、同時再建をしてもらおうと考えてました。

小葉ガンは片方に出来ると、対側の乳にも出来やすいみたいで、局所内再発を心配しながらいるより、すっぱり切ってもらおうと。

まあ、すでに対側にも、ガンが出来てるんですけどね。

その旨、先生に伝えると、

「私はね、残せるものは残した方がいいと思うのよ」

と、優しく言われました。

そうなのか…

とりあえずバコラ生検の結果でまた考えよう。


検査の始まりです。

部屋には若い技師さんと、ベテランの先生、看護師さんがいました。

若い技師さんが担当してくれるようです。

まずは右側。

エコーを見ながら局所麻酔をして、太い針を刺しているのですが、奥の方にあるのか、硬いのか、なかなかシコリにヒットしないようです。

麻酔してるけど、なかなかの痛さです。もう一本麻酔を追加してもらいました。一旦抜いて、仕切り直しです。

2回目のトライ。グリグリ。うーんなかなかヒットしない。再び針を抜きました。

「ちょっと、取りづらい位置にあるので、変わりますね」

ベテランの先生にチェンジです。

次は1回でヒットしました。さすがです。

次は左です。

左は脇の近くにあり、血管や神経が集中してる場所にあるようです。

どこから刺すか、2人で、画像を見ながら相談してます。

「ちょっと待ってて下さいね。今、作戦会議をしてますから」

作戦会議の結果がでたようです。

バコラ生検だと、針が太く血管を傷つけてしまう。

バネ式で、○○先生の持ってる細い針を使ってやりましょう。

○○先生に針を貰って来ます。

若い技師さんが部屋を出て行きました。

しばらくして、針を持って戻ってきました。程なく○○先生とおぼしき人が入ってきました。50代ぐらいの学者風の男の先生です。

うーん、高校のときの理科の先生に似ている。

「僕がやろうか?」

○○先生にチェンジです。

難しい位置にあるのに、正味3分ぐらい。あっという間に終わっちゃいました。

「少しはお役にたったかな?」

と颯爽と部屋を出ていく後ろ姿が素敵でした♡

男の人は若いのに限る。と、断言してる私ですが、お医者さんは別だなと、実感しました。

バコラにかかった時間は1時間。

頑張りました。